取扱素材

アクリル系樹脂から木製板材まで、幅広いマテリアルの加工に対応

アクリル

合成樹脂の一種で通常はガラス板のかわりなどにも使われる場合が多く、日本の発明品の一つです。透明度が高く、圧力耐性に優れています。透明度が高いため、アクリル同士を何枚も張り合わせて厚くすることができ100℃程度で軟化し変形するため、高温の場所には向いていません。

【用途】
水族館の水槽、航空機のコクピットなど

ポリ塩化ビニール(PVC)

通称「塩ビ」と呼ばれ、プラスチック加工の材料においては、最も一般的な材料です。

【用途】
衣料、インテリア(クッション材、断熱・防音材として)、ロープ、電線被覆(絶縁材)、防虫網、包装材料、レコード盤、水道パイプ、消しゴム(プラスチック字消し)、フィギュアなど多数あり、最近では軽量化を図る目的で一部の自動車用のアンダーコートなど

ポリカーボネイト(PC)

通称「ポリカ」と呼ばれ、耐熱、耐寒性に優れ、耐衝撃性にもすぐれています。強化ガラスの150倍以上という透明プラスチックの中で最高の強度を持ち、安全性を追求した材料です。また、火元を離せば 自然に火が消えていく自己消化性を備え、万が一の火災の時にも安全な樹脂です。

【用途】
CD、ヘッドランプレンズ、OA機器のシャシー、中空断熱板など

ポリエチレンテフタレート(PET)

木や紙と同じ炭素・酸素・水素の三元素からできています。そのため食品類の容器としても安全なだけでなく、燃やしても二酸化炭素と水になるので、環境を意 識したリサイクル素材として定着しています。

【用途】
ペットボトル、人工血管、延伸フィルム、スーパー繊維など

ポリプロピレン(PP)

ポリプロピレン(PP)は軽量で耐熱性が良く、耐薬品性に優れ、艶があるのが特徴です。硬質で 耐引っ張り強度、耐折り曲げ強度、耐熱性(110℃位)、絶縁性、耐薬品性に優れます。

【用途】
バンパー、発泡天井、不織り布など

ポリエチレン(PE)

水や油、そして薬品にも強く、成型加工性に優れ軟質から硬質まで様々な材種があり、薄くすれば透明に近くなり内容物が見え、厚くすると剛性の必要な製品にすることも出来るといったように、極めて幅広い製品分野への応用が可能です。

【用途】
フィルム、日用品、電線被覆など

ABS(アクリロニトリル・ブタジエンスチレン共重合体)

身の回りにあるプラスチック製品の中でもっとも利用されているのがこのABS樹脂です。剛性、硬度、加工性、耐衝撃性、曲げ疲労性など機械的特性のバランスに優れています。見た目もよく、強度があり、加工性にすぐれているので、あらゆる場 所に使われています。

【用途】
家電製品、スーツケース、自動車内装、OA事務機器など

ベークライト

耐熱性にすぐれ、充填剤により種々の目的に適合する材料となります。ノンアスベスト,アンモニアフリーなど多くの改良がなされ、成形性のすぐれた材料となり、機械強度・耐燃性がすぐれています。

【用途】
電気、電子機器部品(ソケット、コネクターなど)

機械部品(つまみ、ケーシング)
自動車、車両関係(ブレーキ)
その他(厨房用品、やかんの取手、日用品、接着剤、紙のサイズ剤)

プラスチックカバー・樹脂カバー・切削加工・鏡面仕上げ・印刷・曲げ・接着加工

エイピースミヨシ